いつもの新聞屋さんがお使いの配達車両の一台ですが、水たまりに景気よく突っ込んだら思いのほか深かったのかしてしっかり浸かってしまったそうです。
そしてそれからアクセル開けてもエンジンふけなくなってしまったということで入庫しました。
バイクは基本水がかかっても大丈夫には作られていますが、だからといって水んなかにどっぷり浸かってしまうのは避けて頂きたいです。
マフラーに水が入ってしまったらそこからさらにエンジンまで水が回って大変なことになるかもですし、ハーネスやらの配線に水が入るのもよくない。
あとハイドロプレーニング（水上でハンドルがノーコン状態になる）が起きたら危険ですよね！
なので大きな水たまりはそろーっと通り過ぎてみる、もしくは避けた方がいいかも＾＾；
今回の車両はわざと水に突っ込んだんじゃあないかもですけど、とりあえず直さねば。
てことで点検～。
エンジンはかかるけどやっぱりふけあがらない。
なので、水が回って不具合がおきるであろうところ、プラグ・プラグキャップ・そしてサイドスタンドスイッチを交換もしくは修正しました。
そして試乗～！
するとエンジンはふけるようになったんですけど、今度はアクセル開けてすぐが んずごご ってなって、なめらかにクラッチインしない現象が発現。
もしかしたらクランクケースにも水が回ってしまってアレコレかもしれないのでケースを開けます。
そしてケース内を綺麗に清掃しつつ点検したら、ウエイトローラーが結構摩耗していたので新しいものに交換しました。
そして再び試乗したところばっちり直りました～＼(^o^)／
この車両をいつも使っている従業員さんはやっべー壊しちゃった！って焦っておられたんですが、その日のうちに修理ができて良かった！めでたしめでたし。
