こないだ修理してお返ししたシャリーが朝一にやってきました。
あれれ…ちゃんと修理できてなかったんだろか、と思って話を聞くと、ウインカースイッチがうまく動作しないとの事。
あー冬はよくありがちなやつです!ここ数日急に冷え込んだからなあ。
冷え込みと何が関係あるねーん!って言われそうですが、スイッチの接点に塗布されているグリスが寒さで硬化して動作不良の原因になってしまうっていうのはよくあるんです。
ということで、スイッチ分解。
分解してみると、グリスがてんこ盛りしてある上に硬化してました。
ホンダさんの車体の、特にスイッチ周辺は今も昔もグリスが大盛傾向にあるんですよねえ~なんだろなあ、サービスかなw
まあ、てんこもりに何かしら狙いがあるんでしょう。しらんけど。
さておき塗布されているグリスを一度全部綺麗に除去して洗浄してから、新しいグリスをうっすら塗布します。
そして動作確認した所ちゃんと動くようになってくれました☆
作業終わったあとで店長が、チェーンルブも同じで、ちょっと少なすぎない?ってくらいうっすらで十分やねんけどな~多すぎると逆に弊害がでるし、と言うてました。
チェーンもあまりこてこてに塗っちゃうとダストいっぱい巻き込んで、そのダストが逆にヤスリみたいに作用して逆にチェーンやスプロケ消耗してしまいますものね~^^;
ここ数日急にウインカーやホーン、セルスターターの動作不良が出てきたっていう方はこのシャリーのようにグリスの劣化が原因だったりもしくは接点の腐食が起きてる可能性があります。
どちらにしてもスイッチボックス分解してアレコレ作業が必要なので、全く動作しなくなってしまう前に一度バイク屋さんにご相談ください~^^