訪問系の仕事をされているお客様が移動でお使いの原付がそこそこの走行距離(30000km弱)になっていたので、そろそろドライブベルト交換しておいた方がいいと先日お勧めし、今日交換となりました。
仕事に向かう途中でベルト切れたら色々最悪ですものね。
なんぞ起きる前に早めの…いや、30000㎞だから早くもないんだけど。
とにかく、交換開始~ってことでクランクケースを開けました。
すると、意外にもベルトの削りカスは少なくてウエイトもそんなメチャクチャ摩耗はしてなかった、ですがせっかく開けたしいつも言うようにベルトはギリギリまで我慢するようなもんでもないので交換します。
それはいいんですが、ケースの中にベルト以外の気になる汚れが発生していました。
上の写真にも写っているんですが、わかりやすいように↓ズーム。
黒い液状の汚れがところどころ溜まっているのが分かりますでしょうか。一番ひどく汚れている部分は矢印で図示している部分です。
これはクランクシャフト/ギヤシャフトの根元にはまっているシールが抜けかけて、そこからオイルが滲み出していると思われます。
で、残念なことにシャフトのオイルシール、在庫ない…。
とりあえず油滲みをできるかぎり拭き取りつつ駆動系の部品交換は済ませます。
そしてシールを発注、入荷次第ご連絡し改めてお越し頂くことになりました。
しかし二度手間になったけども、漏れが浅いうちに発見できてよかったという気もします。
今回ベルト交換というのがきっかけでケースを開けましたが、そういうことが無かったら気づかないまま乗りっぱなしてしまっていたかもしれません。
実際別の車種でケース開けたらオイルどばーって出てきたっていうの、過去にありました。
その車両はオイルが流出し油量不足に陥ったせいだと思いますが、エンジンからベアリングノイズが出ていました。
だから何度も開け閉めだるいな~ じゃなく、今見つけれて逆にツイてたかも?といい方向に考えるとしましょう!
ポジティブシンキング!ヨッシャヨッシャ。
と自分のなかでキレイに完結したので今日の日記も完結~(^o^)ノ