POWER STATION STAFFのつれづれ日記

2006年2月にOPENした高槻市別所交差点にあるオートバイショップの修理レポ・日常あれこれ・看板猫のことなど他愛もない話。

そのストップを止めて

 今日もバッテリー交換の波が止まらないです。

 

 年末ですから大人の理由にて在庫絞ってるのも一因ではありますが、注文して入ってきたやつがセットアップした尻から売れてまた注文する羽目になっています。

 ことうちのお客様に多いJOG系の5Lがここ数日、入荷して一日~二日で売れてしまう始末です。
 嬉しいけどなんか、慌ただしい^^;

 しかし慌ただしくしててもちゃんと周辺チェックしますよ~!って当たり前ですけどw
 こちらのJOGはバッテリー上がりと同時にスタータースイッチの接点不良が見られたのでスイッチ分解清掃。

 バッテリー上がったって持ち込まれて調べたらバッテリーじゃなくスターターやブレーキスイッチの接点がアレしてたってこと割とあります、特に冬は。
 バッテリーは上がってたとしても、一緒にスイッチをチェックせずにバッテリーだけ換えてしまうと、高いバッテリー交換したのにまたエンジンかからんじゃん!ってなるかもなのです。

 こういうの、お客様からしたら気ぃ悪いですよね、きっとね。
 バッテリー上がりとスイッチの接点不良は同じ症状ながら別の個所からなる不具合なんですけど、修理頼んだのに直ってない!とか、本当にバッテリー上がってたのか?ちゃんと見てるのか?って気持ちになるんではないでしょうか。

 なので同時にスイッチもちゃんと見て、不具合があれば一緒に対処します。


 ところで、今日最後に入ってきたスクーター、こちらもバッテリー上がりですが、ずっとキックスターターで騙し騙し使っていたらいよいよかからなくなったという車両が入ってきました。

 しかし今日は交換をせず、代車で帰って頂いてます。

 適合するバッテリーは在庫あったんですぐ交換出来たんですけど、フロントタイヤがつるつるなので交換した方がいい状態だったのです。
 それだけでなく何だかこれからお金がかかる修理や故障が沢山出てきそうなオーラがむんむんしてたんで、修理自体をどうするか検討いただくことにしました。

 今日から数日めちゃくちゃ冷え込んで路面状況悪くなるはずなので、つるつるタイヤは見過ごすことはできなかったんだ…。
 あ、勿論タイヤも在庫あったんです。
 でもそこまでやったらこの後大きい故障が起きた時、もったいないから直すかーってなっちゃいそうで、あっちやこっちや修理しながらずるずると乗り続けるのって不毛だなあと思いまして。

 でも直すと仰っていただけるのであれば直しますよ~!てことでオーナー様の回答待ちです。


 ということで引き続きバッテリー上がりが連発していますが連日こない気温が低いと不完全燃焼も心配ですねぇ。
 私事ですが数日前原付で近くのスーパー行って買い物したあと普通にエンジンかけて走ろうとしたら、アクセル開けてもふがふがガス欠みたいにエンストしかけて焦った~て事がありました。

 短距離走ってエンジン止めてはまたかけて~って使い方する人はバッテリー上がってなくても不完全燃焼が原因でエンジンかからなくなる恐れがあるので注意ですね!
 そして上のような環境をバイク自体が作り上げてしまう、アイドリングストップ機能も注意です。

 バイクそして車にも搭載されているアイドリングストップは、ストップしてる間エンジンが止まっていますのでその間エンジンが冷えていきます。
 するとガソリンがいい感じに燃焼する温度をキープできないので不完全燃焼が起き、燃焼室に燃えカスが溜まり、それが原因でエンストを引き起こします。

 エコがなんだ、アイドリングストップ機能なんて害悪でしかない!

 信号待ちの時間なんて普通の都市部だったらナンボ長い信号いうても2分も待つことはそうないんです。
 その間の節約できるだろう量ってアイドリングストップ後再着火するときに濃いめに噴射するガソリンとさして変わらんやろと思います。

 それどころか上に書いたような不完全燃焼を起こしたり、短距離走ってはスターターで着火する作業を連発することでバッテリーの電気を浪費するので、全然エコじゃない。

 なのでもしも皆さんのバイクや車がアイドルストップ機能有効になってるようでしたらすぐに無効にしてほしい!
 せめて冬だけでも切っておいてもらうことをお勧めします。以上!