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前からエンジン音が明らかにおかしい原付がパワステの前を通るのに気づいてましたが、
先日その車両がエンジンかからなくなったということで持ち込まれました。
明らかに焼けてるエンジン音だったので、そのままの事実をお伝えしこのような症例の場合の
概算での修理代と、直すのはやめたほうがいいのではとお伝えしたのですが
詳しい修理金額を知りたいということだったのでエンジンを開けました。
開けると、昨今まれに見る酷い状態!!
エンジンオイルで潤滑されているべき場所、つまりクランクあたりの腰下と呼ばれる部分には
ピストン・シリンダー・ヘッドいわゆる腰上まわりからヘドロのようなものがこびりついてます。
多分、これ元はエンジンオイルだったんでしょうね。
エンジンオイルにはエンジン内部の汚れを抱きこむ効果がありますが
これはオイル交換をしなさすぎたから汚れ抱き込み過ぎw
でこんなヘドロみたいになっちゃったんですね。
あと、オイル交換を怠ると、オイルが持ってる役割であるエンジン内部の潤滑性や冷却効果は低下します。
で、つまり焼けます^^;
ピストン・シリンダーぎったぎたです。
バイクは生き物じゃないので、直せば動く。
つまり寿命なんてないんですがここまでえらいことになってると、直すのがナンセンス、
つまり物としての寿命って言えるかもしれないです^^;