ヒートをブロック☆
XR650R、エンジンをケミカルで綺麗に洗浄したあと、組みました~♪
そして外してたラジエターも組み付けます…がこれも勿論、洗浄済( ´∀`)
外す際はクーラントを抜かないといけないのでそのあいだ内部に水通して洗浄、外側だってコアに噛み込んだ砂などを落とすため水洗いしてあります^v^
って、なんかこないだからこんな感じにこれしてますあれしてますて書いてたら…えらい恩着せがましい風?www
でもまあXRさんやから、えっか(爆笑)さてクーラント入れるぞ~^^
ここで話が若干逸れますが…クーラントとは何ぞや!といやあ、水冷エンジンを冷やしてるラジエター内に循環してる液体ですわね。
でも本当は冷却効率って、クーラントより純粋な水の方が上なんだって。なら、水でいいぢゃんといいたいとこですが、ノンノンw
ラジエターに水使っちゃうと、冷やす効果は高いけど腐りやすいしサビを起こしやすい、そして摂氏0℃になると凍ってしまいます。
そんなことにならないようクーラントには防錆効果をもたせてあるし、水より凍結温度が低くできてます。
コアのなかで水が凍るというのは大変恐ろしい!水は凍結すると体積が増えるので、ラジエター内で凍るとコアを破損してしまうんですよ><
車検付きバイクは車検ごとにクーラントを変えるのが通例なのでいいのですが250ccクラスユーザーには車検という概念がないですね。
そしてオーナーさんによってはクーラントを変えないといけないということを知らない人もいます。
そういう人はクーラントが劣化し防錆効果・凍結防止効果が低下してる状態そのままで乗っちゃう…よね、知らないんだから。
すると結果ラジエターが錆びて穴があく、凍ってしまってコア破損、はたまたエンジンの冷却効率が著しく落ちてヒートするだけならまだしもエンジンが焼けるなどという大惨事になる場合もあります。
ちょっと長いけど知らないとワチャー!!なラジエター話でしたw
さてさて本題。
XRにラジエターを装着し直しクーラントを入れるのですが、今回はいつも使う緑色のロングライフクーラント(LLC)ではなく違うクーラントを使います…その名も、ヒートブロック☆
チューニングマシンなど発生熱量が多いエンジンに使うクーラントで、普通のLLCのように水で薄めて使うのではなく原液使用します。
放熱効果は高いが凍結温度は普通のLLCと同等、つまり冬季でもつかえるとなw
ただし…高いwLLCの3倍以上のお値段です(^△^;;;
でもこれはオーナーであるXRさんのご希望ですよっ。
XR650Rってノーマル状態ですでにチューンドエンジンみたいなもんなんです。
だから発生熱量はホント半端ない。
それにプラスエンジン始動はキックONLYなもんだから、弄ってる間は店長袖まくって暑い暑いばっかり言ってますものwww
まあそんなで高級クーラントをいざラジエターに注ぎ、久々にエンジンかけますた!
キャブは正常になったしついでに燃焼室の掃除もしてるし、クーラントは新しくて高性能になった!あー清々しいぜえ~(^・^*)
しかし。ラジエターからえらい湯気が上がる。
これは洗浄した時の水分がコアの間に残ってて蒸発してるんだなあーと思ってたら、コアの下・・・ぽたっ、ぽたっ、と・・・
クーラントが、も、も、漏れてる?!! (OДO;)
XRさんこれ手入れする前半年くらいほっておいたって言ってたから、ほってるあいだにどっかサビ回ったのか?
そして組む前洗浄した時に穴が貫通?><
でも、まだ車検切れてないし前の車検時にクーラントちゃんと変えてるのに、いくら置いてたとか熱量高いからっても、錆びるかな><
なんていろいろ考えてる間もぽた、ぽたっ・・・
わわわわ高いクーラントやのにっっていう前にラジエターとかめっちゃ高いがな!どうしよう~ヽ(`Д´;)ノ
あ?あらら。
ラジエタホース!クランプの締め付けゆるかっただけやったっ(/∀\*)
いあーめっちゃ焦りましたわwww
とゆうわけで、XR修理完了^^b