なんぢゃこれ~☆
エンジンがかからなくなったと原付をお預かりしました。
話を聞くと使わなさ過ぎてかからなくなったのではなく、出先でかからなくなったそう。
あんまりこまめにオイル交換をしていなかったとも仰っているしこれは直すのに費用が掛かりそうな予感が…。
とりあえず出先で動かなくなったというので現場までトラックで行って、乗せて帰ってきました。
ぱっと見は普通なのですが、さて仲でいったい何が起きてるのでしょうか。
早速エンジンをかけてみます。
セルスターターは回る、つまりバッテリーは上がっていませんでした。しかしスターターを回し続けてもかかりません。
ではキックスターター始動を試みてみる。
踏み応えがすっこんこんな気がする。
つまり圧縮が…低下してるようなような><
焼けてるかなあ。。。
一応、プラグの状態のチェックとあと火花散ってるかどうかを点検してみることにしました。
そこであらびっくり。
プラグ外したら、先が曲がってる。
曲がるってことは何かが当たったんだろうけど、当たるものったらピストンでしょうね。
しかし本来どんだけぶん回したかってプラグとピストンの距離自体は変わんない
(大体原付ってオートマチックだしそない高回転まで回すとかは出来ないw)だから当たるはずないんです。
でも当たっちゃったんでしょうね。もしくは中で何か破損して燃焼室内で踊って、プラグに当たったとか。
プラグの先よくみたら金属片がいくつかついてますので、破壊が起きてるのは間違いなさそう^^;;;
高回転型のミッション車でオイル交換をさぼって、潤滑不良状態でぶん回した結果
コンロッドちぎれてピストンがヘッドに当たってくっちゃくちゃ…って事例あるらしいです。
この原付も確実に中でどえらいことになってるだろなー。ピストンとシリンダーは確実にアウトかと。
オーナーさんに直すの中古車買うくらいの金額は十分かかりそうと話したら、もう直すの止めますとのこと。
ウチで引き取って処分することになりました。
そうですよね、中古車買える位だったら、直さないよね…賢明とおもいます><
しかしオイル交換をサボるとてきめんだなあ…。皆さんもオイル交換は忘れず定期的に行ってくださいね~!