とあるお客様がオーダー頂いた、新品のマフラーが入荷。
4気筒かつ2000年以降の排ガス規制対応車両用の品ですから結構なお値段ですた…w
しかし、2000年以降生産の車両はちゃんと対応されたマフラーをつけていないと車検が通りませんし
取り締まり対象となってしまいますから、少々高くてもちゃんとしたマフラーを選んでおくべきです^^
今回チョイスしたのはノジマエンジニアリングのファサーム チタンカーボンマフラー。
今の流行がどうこうはしらんのですが、私ぁこのサイレンサーがカーボン巻のマフラーって、好きだあ^^
軽いし傷いきにくいし、見た目にもかっこいいナって思うw
ちなみに排ガス規制対応マフラーってJMCAの認定番号が打刻されたグリーンのプレートがついてるんだけど
これもちゃんとついてます!が、ちょーど写真に写らない角度についてるw
チタンのエキパイはまだ火が入ってないから現状はチタンだかステンだか分からない色です。
熱がかかったら綺麗な虹色に色づくのですが^^
きっとオーナーさんが走らせつつ染め上げていってっくれるんでしょう。
どんな色に変わるか、楽しみですネ♪
小技が入ってます。
排気ポートに直結してるエキパイ先端部分はあえて絞りというかラッパ状のような形状、そして集合部分の
手前はカラーのようなものがついてて、通路を絞る形になっています。
恐らくこれらの形状が、低速でのトルクアップや高速での排気流速アップに貢献してるんだろうと思います^^
そんなギミックの中でも目の当たりにして一番おおっ!ってびっくりしたのがこれ!w
4つのエキパイが集合する部分、ねじっとスパイラル状になってるの!
これは排気をねじりながら流速を速める効果なんではないかってさ~^^
物理に詳しくないわたしには難し過ぎるんだけど、色々と試行錯誤した結果たどり着いた形状なのでしょうね。
マフラーって、社外のものに変えるのは、なぜ?
車体の特性をさらに自分の好みに振ってあげたり、はたまた軽量化したり。車体のポテンシャルを上げるっていうのがまずあってこそだと、私たちは思っています。
マフラーを真剣に作りこんでいるメーカーさんは一つの品をつくるまでに力学やらなんやらに基づいて
試作品を作っては実際使ってみてデータを取り、検証し、またトライしというのを繰り返し納得のいくクオリティの
ところへ到達するよう模索して努力して、そして製品化しているのでしょう。
ですが、残念ながら取り付けてみたら性能は逆に劣ってしまうような、見た目や音だけを重視したマフラーが
巷には沢山横行しております。
見た目だけのドレスアップを楽しむというのも、一つの楽しみ方ではありますしそれはありだとはおもうんです。
ただ、やはり当店のスタンスとしてはドレスアップ第一ではなくまずバイクがバイクとしてあるべき機能を楽しむ
走る楽しさを堪能する ということを重視している為どうも、見た目のみで性能をスポイルするカスタムには
どうしても否定的になっちゃうんですよねえ…。
だって、バイクは、まともに走らんかったら…なんだろ。
プラモかね?(´・ω・`)
話戻りますが、このフルエキ、いろんな作りこみされてる部分や使われている材質そして特殊な材質を
使っているがためにかかる加工費を改めて考えたら…。
ええお値段とか言ってすみませんw
高くないと思いますwww
まじめにいいもの作ろうとしてるメーカーさんに自分のお財布の尺度で高いとか言ったら失礼ですね^^