POWER STATION STAFFのつれづれ日記

2006年2月にOPENした高槻市別所交差点にあるオートバイショップの修理レポ・日常あれこれ・看板猫のことなど他愛もない話。

スライダー取付したいが…

 ゴールデンウィーク最終日に入庫したカワ車二台のうちZZR400に今日は取りかかろうと思います。
 
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 こちら先月当店で販売させて頂いた一台ですが、クリップオンハンドルの車両に乗るのが初で取り回しが
慣れないのでエンジンガードが欲しいとのご依頼。

 うむ、エンジンガードは大切だ!
 元々タイヤが二つでスタンドがなきゃ自立出来ん乗り物であるオートバイ、こけて当たり前!(言い過ぎか)
そんな乗り物をそっとさりげにガードして転倒時のダメージを最小限にしてくれるえらいお方、それが
エンジンガードさま。

 私も何度もお世話になってますわあのお方には!w

 しかし、ここで問題…ZZR400用の、市販品で対応するスライダーがほぼ無い!
 何かしら作ってみるしかないのかな…><

 エンジンガード言うたら、こんな↓感じで車体よりもすこし横にせり出してます。

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 取り付けてる状態見るとどれも似たり寄ったりな形状ですので汎用品でいけそうな気もするんですが、
車体が倒れた時に一番に接地しないといけない為実際は取付位置やステーの長さが取り付ける車体
それぞれに合わせて作られているのですー。

 あと、エンジンガードという名称ではありますが衝撃をがっつり受け止めるだけではダメです。
 ガード自体が強すぎるとガードを取り付けてるフレーム側に力が及びフレームが損傷 ←フレームが傷物に
なる=車体として無価値になる ということなのでこれは絶対ダメ!

 衝撃が強い場合はガード自身が曲がるもしくは削れるなどしてガードだけで衝撃を受けとめもしくは
受け流すような形で車体へなるべくダメージを与えないものでないといけません。
 それには形だけでなく取り付ける場所や共締めするボルトの太さなどもある程度考慮しないと~なのです。

 ZZR400の場合ここに取り付けたらいいだろうなーという場所のボルト径がM6と若干細すぎ。
 有事の際すぐぽっきり折れてしまったらガードの意味がないんだよなあ。
 とにかく程よく強度があり、曲がった時も折れきらずそこそこにガードしないといけないんだあああ!

 だから、出来たら太さはM8は欲しい。しかしフレームに開いてる穴をM6からM8に拡張するとか
それこそフレームが傷モノになる…なのでダメ!

 
 うーーーん、むずいw
 さあどうしよう/(^o^)\ちょっと考えよう~っと汗汗