Todayが修理依頼で入庫。
エンジンがかからない、とのこと。バッテリーが上がった感じではなく、初爆(エンジンに火が入る感じ)が
無いので点火系に問題があるか、エンジン内で重篤な事が起きているか…。
どちらにせよちょっと見てさっと直せる状態では無さそう。
このToday、外装からして一番ど初期のモデルです。
リーズナブルな価格、コンパクトだしちょいクラシック意識したデザインでとっても人気だったのでいまだ街でも
よく見かけるし、つい最近まで販売していたこともあってそんなに以前のものって感じないんだけど。
でもよ~考えたらToday自体が新発売されたのって15年は前だわあ…おおそんなに経った?!と焦るw
月日が経つのは早ーーーい!
この15年越えた原付ってぇやつは直すのに少々思案してしまうところです。
もとい、15年越えてても直して乗ったら買い替えるより安いかもねって言うものもあるんだけど…
(これはケースバイケースではありますが)。
しかしこのTodayはモデルとしてど初期ってだけでなく、ホンダが海外生産を始めたど初期の車両でもある
というのが大きなネック。
ホンダさんと利害関係あんまないからぶっちゃけちゃうと…初期不良やリコールが大量発生したモデルなん
ですよね、Todayって。
メーターワイヤー、オイルポンプ、外装、スイッチボックス、あとなんだったかな…リコールや改善対策の
知らせが入る度、ええっまたToday?って思ったもの…。
何度かのマイチェンやモデルチェンジを経てリコールはだいぶ減ってはいきましたが、初期型はリコールが
本当多発していました。そして最終型でさえ製品としては安定感がなかったっていう印象です。
(とはいえ全部のTodayがあかんちんというわけではありません、当店でも販売してましたが丁寧にメンテして
今でもバリバリ乗ってる方は多数いらっしゃいます)
まあ、新車価格(税抜価格)10万切ってたモデルですしねえ。企業努力として削った所が悪かったって感じ。
それを時間やお金かけて直すのを勧めていいものかどうか…。
ただでさえ原付って平均して10年超えたらあっちゃこっちゃ壊れだすのに、モノがモノだからなあってアレです。
ならばもう直すの止めなはれってってお客さんにばっさり宣告、といきたいのですが今回はちと言いにくい。
実は当店に持ってくる前わりと最近に電気関係の修理で数万かけてしまっているそうなんですね。
すでにいくらかの修理費を投じてしまうと、お金かけたのに勿体無い…って気持ちが働いてしまいますよね!
車体自体は知り合いから譲ってもらったものらしいので、もうこのあたりが見切りどころと諦めて貰うのが
ベターな気はしますが…。
だから最終判断はお客さんに決めてもらおう!!(^o^)
お金出すのはオーナー様ですからねえ、コレ以上は私らがアレコレ言えないや、ってことで返答待ちです…。
10年以上経ってる原付は、もうダメ乗り換えろなんて一元的に言うたりしませんが、大きな故障が発生した
ときは慎重に判断をしたほうが良いかと思います。
今回のようにユーザーさんには把握できない、車体のコンディションやモデル自体の脆弱性アレコレの
兼ね合いで直すことをオススメできないなんてこともありますし。
何よりこういうときに相談ができるかかりつけショップ?を作っておくのも大事ですね!^^
あ、もちろん当店にご相談頂くのはウエルカムですよ!カムカム!!\(^o^)/遠慮なくどうぞ~♪