今日もセロー祭。
今日は何の作業かしら、と作業をする店長を見守っていたらどうやらエアクリーナーボックスを加工するようです。
パワーを出す為に取り入れるエアを多くする、つまりエアクリーナーから入ってくるエアの流量が多くなるように加工するのかな。
言うてほぼダートで使用する車両なので、あまりエアクリーナーの口を大きくしたりしたら泥などのダストや雨水が入りやすくなるんでそれはどうかと。
あと、エアクリーナーボックスって取り込むエアの流れを整流してる側面もありますので、むやみに穴を広げるとエアが乱流になって吸気効率が逆に下がるということになりかねません。
しかしどうやらエアクリーナボックスそれ自体ではなくエアクリーナの真ん中に取り付けられているパンチングメタルを加工するみたい。
↓部分に取り付けられている板です。
このパンチングメタル(ってピンボケしててすごい見づらいですね…)直径2.9㎜の穴が多数開いているんですが、それをドリルで3.0㎜に拡張するんですって。
聞いてるだけで地味で鬱な作業だな。マジでやんの…?
マジで一つずつドリルで拡張していく店長。
うわあメンドクっサそう!でも店長私よりもずっと几帳面だから平気なのかな…て思って見てたら うあああメンドクサイ!でも自分で始めたからな… て店長がつぶやいてた。笑うwww
ちなみにこれ穴広げる為にがばっとくり抜いたりしたらあかんのやんね?って聞いたところ、万が一エアクリーナーボックス内でバックファイヤが起きた際にエアフィルターが延焼するのを防ぐためのものだから大きい穴はあけられないそうな。
だからくり抜く代わりに一つずつ(2.9㎜)の穴を3.0㎜に拡張するのか、な~る!
…て、そんなちょっとのことでほんまに空気の流量変わるんかいな…。
するとなんか計算した紙↓を渡された。
π×なんちゃらかんちゃらとなんちゃらが…って説明されたけどもう円周率は3でもおKと思ってる人間には細かすぎてほぼ覚えてないorz
とにかくエアの量が若干でも増えるんでしょう(雑なまとめ)。
今回バルタイ換えたりパワーが出るような方向にチューニングするんで少しでもプラスになればっていうあれみたいですね!
そうこうしてるうちにパンチングメタルの加工が終わったようです。
う、想像してたよりかなり美しい仕上がり…こーゆー細かい作業私なら絶対ミスる、それかもっと汚く仕上がる自信ある汗汗
ちなみに一列飛ばしで穴を拡張してあるのはメンドクサくって手を抜いたのではなく全部の穴を開けたら強度的に破れそうだからという配慮らしい。
こんだけ手間かけたんだから大なり小なり効果があるといいな。
まあ私横で見てただけですけど、メンドクサいわ効果微妙だわだったら悲しすぎますよね(・∀・)アハハ
つづく。