さてさて昨日の続きいきます~^^
チェーン脱落防止のパーツをワンオフ製作してましたがその中で高さ約6.5㎜のアルミスペーサーが欲しい、けどそんな高さ無い!ってので作っていこうと思います。
素材は既製品のM8用アルミスペーサー高さ15㎜。
これをパイプカッターで半分に切っていきます。
なんや既製品切るだけやん~って感じられるかもですが、さすがにこんな中央に綺麗にM8穴開いてて高さも面も出てるモンを6つもイチから作ってれません。(こういう力のかかる部分は平らかできちんと面接触していることもとても大事なのです)
既製品をカットしてつくる、これだけでもまあまあメンドクサかった…ていうのが以下↓工程。
パイプカッターで既製品スペーサーを3つ半分に切って、6つのスペーサーをこさえました。
次は、これらの高さを合わせる&面を出していきます。
先にも書きましたがスプロケはこと力がかかる個所なので精度高く作るに越したことはない。ということで一つずつノギスで高さ計測。
半分にカットそして面出しした際にロストした分を引いて、大体全部を6.3㎜くらいで揃えていくようです。
6つのスペーサーの高さを何度も計測し、高さ合わない部分は少しずつ手で研磨して…を何度も繰り返す。
ちなみに一か所を計測するんじゃなくて、円の4か所計測して面出てるかも見てますからね!
これなんかもうオタクっぽい?いうか、地味で根暗すぎる作業やなって笑ってしまった私。
私この作業やれ言われてもできないし、まずやらん。ヒヒヒ。
あとで聞くとワンオフパーツ製作作業の中でもこのスペーサー作ってる時間が実際めちゃくちゃメンドクサかったとのことww
出来上がった時には、もう疲れきって店長が出涸らしみたいになってました(笑)
さておき、取り付けましょう!(他人事ww)
出来上がったカラーそしてその上からスプロケットを取り付け~\(^o^)/
そしてホイールを車体に取り付けチェーンをかけたら、昨日にもUPしたこの↓姿となります。
ちなみにウォールマリアとスペーサーを取り付けたことでドリブンスプロケットの位置が変わってしまっておりますがチェーンラインはちゃんと見てありますのでご心配なく^v^
さてこのウォールマリアの一番良いと店長が自負しているポイントがあります、それは形状。
手切りやのに綺麗な円に切ったったわドヤ…って確かに綺麗だったけど…そうじゃなくねw
前にも書きましたががっしりした社外チェーンガイドをスイングアーム下部につけると転倒時ガイド自体もしくはスイングアーム(ステー)の曲がりやその他破損を起こす事が懸念されました、しかしウォールマリアの場合は転倒してもウォールマリアがあることでの影響はほぼないと思われます…多分w
あと脱着作業に影響しない形状というのも利点と考えています。
この車両は24hレースに参加するであろう車体ですので、手元が薄暗い中スペアホイールに交換しないといけないというシチュにもウォールマリアは影響しないかな~という思惑です。
でもまだ走らせてない(ナンバーがないから試乗ができないのです)ので、試作の域を超えれてませんが。
まずは実際に走行してみて、どんな感じか様子みて頂けたらなあ~と思っています。
完成後、オーナーであるおーてぃさんに連絡をしたところ 思ってたより早い! と仰って頂けました。
確かに今回セローに起きたことそしてやったこと(修理だけでなくフレーム探したりあれこれ)を考えると日数的には早かったか、とは思うのですが、フレームもげてるのが分ってから出来上がるまで『ヤバイヨヤバイヨどうしよ~』ってのがぐるぐるして精神的には長かった気がしますwww
ともあれこれでセロー250修理、ひとまず完成です!
今回も色んなオーダーを頂いただけでなくイレギュラーへの対応もしたけど、何とか無事やり切れた、かな…?
今夜はきっとビールが美味いぞっ^^