POWER STATION STAFFのつれづれ日記

2006年2月にOPENした高槻市別所交差点にあるオートバイショップの修理レポ・日常あれこれ・看板猫のことなど他愛もない話。

バッテリー上がっただけではなさそうで

 TZR50の長い戦いが終わった達成感と嬉しさのあまり昨日飲みに行ってしまったパワステです。

 大きい仕事をやり終えたあとのお酒は格別美味しいですね~!\(^o^)/
 ん、よお考えたら私(STAFF)がやったのって日記とヤ〇オクくらいだったわ!爆笑
 まあでも横で見てるだけでもあーよかったなーってしみじみ思うわけですよ~^^

 はてさて、時間かかってた仕事を無事やり終えて、ちょっとコアな修理ロスになりそ?なんて思ってる暇もなく、次参りまーす☆


 ツーリングでも常連であるO様から愛車のZRX1100がエンジンかからなくなったーと救援要請が入り車両引き上げてきました。

 そこそこ長く所有されている車体なので純粋にバッテリー上がっちゃったのかな。
 MFバッテリーってたまにぽくって死ぬときありますよねぇ。
 こと今年みたいに猛暑からの急な冷え込みにヤラれたのかな?
 となんとかかんとか妄想しててもしょーがないので調査開始。


 
 依頼があった時点ですぐ新品バッテリーは取り寄せてたんですが、預かるときにちょっと引っかかる点があったので、サクッと積み替える前にテスト用バッテリーをケーブルでジャンピングしつつテスターで電圧等チェックします。

 引っかかる点てのは、バッテリー上がったと連絡いただいた時にどんな状態か聞くとインジケーターが全く点灯しないくらい全放電してしまっていたという所。

 こういうのってレギュレターが死んだときによく発生するんですよね。

 レギュレター死んだらエンジン切ってても電気流しっぱなしになるんでバッテリーが全放電してしまうってやつ。
 レギュレターが健康かどうかは大体エンジン掛けたときそして回転上げた時にバッテリーに返ってくる充電電圧の数値で判断します。そして今回もそうしたのですが…返ってきた電圧は16V弱でした。

 MFバッテリー積んでる車両って大体14V台が上限ってのが多いのですが、ZRXは正常値が15Vと少し高めな車両ではあります。
 しかしこちらの車体は回転を上げていくとメリメリ圧が上がって16Vを軽く突破しそう。
 このまま回して他への悪影響が出たらあれなのでそこでエンジンを停止しました。

 このZRXは初期型なので製造から20年以上経っているし走行もメーター一周してる(10万㎞超)ので、レギュレターが死んでしまってもおかしくはない。
 ならレギュレターを変えたらいいじゃないの!って軽く言えないんだなあ、この車種は。

 この年代のカワ車あるあるなのかアレですが、どうもこのエンジンちょっと古い別の車体からの派生みたいで、レギュレターとレクチファイアが別になってるらしい。
 この年代のバイクだったら大体レギュレターレクチファイア(二つが合体した部品)なんですけどね。 

 で、どっちも疑わしいから二つの部品を交換したいんですが、ZRXのパーツリスト調べたら、年数が経ってるからかどちらの部品もめっちゃ高い上に在庫少とか邪悪な表示が。

 そして何気にパーツリスト開いて気づいてしまった。
 二つの部品代に2万ちょい足せばレギュレタとレクチファイヤどころかゼネレータまるっころのセットを換えることができる、しかしゼネレータも在庫少って事に。

 いやこれどうしたもんか…このZRXこないだお高いチェーン入れてもらってあれこれしたところなんだけど!でも電気系の部品無くなった後で壊れたらもう直せなくなっちゃう><;

 ちょっとオーナー様と相談します。ってことで続く。