先月半ばにお預かりした長期放置のベンリィ50、所有されている会社さまから修理Goが出たので修理を開始します。
参考までに、お預かりした時の話↓
数年は使わず放置されていた為エンジンがかからないのは勿論のこと埃やコケが浮き、バッテリーは上がり、タイヤは変形した状態で硬化し、シート水がしゅんでボトボト…となかなかの放置プレイ車でした。
しかし今回業務で使用する為に復活させるとのことなのでばりっと直していきます。
バッテリー・タイヤ前後・エアクリーナー・スパークプラグ、そしてオイルや冷却水を交換して、最後に駆動系を分解中。
メーター見ると二本目のベルト交換でもおかしくない距離走っているようなので、今回はベルトやウエイトだけでなくクラッチシューも交換します。
これだけやっておけば当分問題なく走ってくれるでしょぉ!^^
そしてこれは修理明細の項目には入れてないんですが、預かっている間ずっとシートを取り外し立て掛けて置いてました。
写真ではわかりにくいですが、シート一部分めくってから水分を絞り出し、そのあとこうして3~4日ほど放置し脱水してます。
見た目大きな破れとかないんですけど、雨ざらしにされてる間に縫い目かどっかから徐々に染みたのでしょうね、ほんとにボトボトでなんか重かったし。コレ何もせずだったら多分、シート座った途端シートからジャーって水が滴って下手したらおもらしみたいになったかも…。
せっかく色々バリっと直したのにそれは切なすぎるでしょ!
でもぱっと見はシート破れとかないから、シート交換は作業に入れにくかった。なのでこんな感じのサービス対応となりました。
最後に全体を綺麗に掃除しました。
ちなみにシートのところ↑にタオル挟んでるのは、まだじんわり水出てくるからですって。
ホントにぼっとぼとだったんだなあ…。
あとは使って頂いているうちに抜けてくれるんじゃあないかと思いますが。
ということでベンリィさん、復活♪